若冲と江戸絵画展

昨日東京国立博物館で開催されている、

「JAKUCHU　若冲と江戸絵画展」を見てきました。

伊藤若冲（いとうじゃくちゅう）について

正徳6年(1716年)、京都・錦小路の青物問屋の長男として生まれる。23歳の時に

父親が死去し4代目となるも、商売は熱心ではなく、絵を画くこと意外に全く興味を

示さなかった。狩野派や中国の宋元画を写し絵を学び、40歳にして早々と弟に家業

を引き継ぎ、ようやく念願の作画三昧の生活に入って85年の生涯を終えるまで多く

の名作を残した。

その超技巧と生物の「神気」を描く独特の表現方法で知られる。

（ウィキペディア・TV東京「誰でもピカソ」より引用）

正直言ってテレビで見るまでは詳しく知りませんでした。。日曜だったせいか、すごい

人手で全部見終わるまでに3時間以上かかりました。きっとワタクシのようにテレビ

の影響で見に行った人も多かったことでしょう。全く以って、本格的に日本画を勉強

されている方にはすごい迷惑な話ですよねぇ・・スミマセン。。

素人目に見ても、若冲の鶏はそのVIVIDな発色といい、躍動感といい、

うまく表現できませんが、、かなりショックを受けました。。

日本画は写実的なものが多いですが、写実的ともまた違う、なんとも艶めかしいというか、

いわゆる独特なのです。また、ここまで綺麗な作品が残っているというのも、裕福な環境で

良い岩絵の具を使ったからなのでしょうね。

また水墨画の作品になると、急に簡素な絵になりますww（鶴がタマゴみたいに画かれてる）

それでもその筆の動きには迷いがなく、やはり躍動感に満ちていましたw

奥さんは日本画を勉強中でして、京都の美術館で若冲は見たことがあると言ってましたが

この人手ではゆっくり見ることも出来ずに、非常に残念でした。。

展示する側も、もう少し工夫できないものでしょうかねぇ。。

特に代表作「動植綵絵」の前では見学の人々が全く動かず、えらいことになってました。。

確かに大勢の人が入ったほうが儲かるんでしょうけど、、あれは見学する環境ではないと

思います。

最後の展示室には、掛け軸や屏風がショーケースに入っておらず、日の光があたるような

ライトアップがされていてとても綺麗でした。

8月27日まで開催されています。興味と体力のある方は足を運んでみてはどうでしょうかw

他にも琳派（酒井抱一ら）や、円山応挙の弟子（長沢芦雪ら）、曽我蕭白などの作品も

多かったです。

伊藤若冲大全

• 作者: 伊藤 若冲, 狩野 博幸
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2002/11
• メディア: 大型本

もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品

• 作者: 佐藤 康宏
• 出版社/メーカー: 東京美術
• 発売日: 2006/02
• メディア: 単行本

若冲画譜

• 作者: 伊藤 若冲
• 出版社/メーカー: 芸艸堂
• 発売日: 2006/07
• メディア: 大型本

コメント 5

(´∀｀人)ぉぉ！！これか、これかｗ

ｧﾀｼも、この人の絵ＴＶか何かで
見たｺﾄぁるけど、実際ゎもっと迫力
あるんだろーね！！
ｧﾀｼも素人なので･･･絵の事なぁんも分からないけど
デザイン？とかめっちゃｶｯｺｨｨ！！と思ってしまぅょ。

華生命を感じる絵ってすごぃね♪
その作者の方の生命力がものすごかったから
作品にも乗り移るのかな？？

しかｓ、３時間かかるって･･････(；´З｀；)
奥さんにゎ、可哀そうだったねぇ････。ゆっくりじっくり
見たいものだもんね！！

そして、夜ｺﾞﾊﾝ何食べたのですか？？ぬふふふふｗ
by sachi (2006-08-22 12:11) 

こんにちは＾＾
密かに美術部で私も見に行きました＾＾
あは。
by すずにゃ (2006-08-23 02:28) 

>すずにゃさんw
　美術部なんだね～～w　学校で見にいけるなんていいなぁ・・
　まぁ人多かっただろうけど・・乙ですww

>おピンw　若冲しってるのかww
　あまりにもワタクシ感想が少なかったので、ちょっと加筆してます。。
　晩御飯は、串焼き系だったw　小麦食えんからな・・塩焼き系じゃ。。
by OCEANBREEZE (2006-08-23 22:21) 

じゃくちゅ～知っちゅぅ～よｗ
何か「命」が描かれているよぅで見入ってまぅね。
しかし、文が長くて・・・・zzzzzz
ぷははは
by ｽｰ (2006-08-23 22:55) 

>スーさんお返事遅れてスマソ。。スーさんでも知ってるとゎ・・
　そりゃぁ博物館混むわけだな。。ぶはっ・・
　
by OCEANBREEZE (2006-08-27 20:44)